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デジタル エクスペリエンス モニタリング ツール「SysTrack」の効果

デジタル エクスペリエンス モニタリング ツール「SysTrack」の効果

テレワークが常態化することで従業員のデジタル エクスペリエンスを把握することが、より重要になっています。それを実現するのがLakeside Softwareが提供する「SysTrack」です。今回の記事では、SysTrackとはどのようなツールなのか、SysTrackでなにができるのかについて紹介します。

デジタル エクスペリエンス モニタリング ツール「SysTrack」

SysTrackは、米国ミシガン州に本社を置くLakeside Software(以下、レイクサイド)が開発したデジタル エクスペリエンス モニタリング ツールです。同社は1997年に設立され、現在グローバルで8拠点を展開。日本法人は2017年に設立されています。

世の中には分野ごとに様々な可視化ソリューションが出まわっており、企業は用途ごとに異なるツールを使う傾向にあります。しかしこれでは、統合的に分析することができず、総合的な判断ができません。SysTrackを利用することで、あらゆるエンドポイントから詳細なデータを収集し、そのデータを関連付けてモニタリングすることができるようになります。

SysTrackが収集する指標データは7000以上にのぼり、これを機械学習で評価してIT管理者に提示します。こうした実力が評価されレイクサイドは、調査会社のForresterが実施したEnd-User Experience Management(EUEM)に関する調査でリーダーの評価を受けています。

個別のモニタリングツールでは、総合的な判断ができない

 

SysTrackによる4つの効果

ここで、SysTrackを導入することによる効果をみていきましょう。

ユーザーエクスペリエンスの管理

従業員がどれくらい快適に業務を行なっているかを管理するユーザーエクスペリエンス管理は、SysTrackの中心的な機能です。CPU、メモリ、ディスク、ネットワーク、遅延、仮想マシン などのKPIを基に、システム全体のユーザーエクスペリエンスの健全性をスコア化します。健全性に関するエラーが発生していれば、ドリルダウン形式で原因を究明し、「CPUの消費量が多い」といった問題箇所を特定します。VDIに対する率直な満足度なども知ることができます。

 

健全性をスコアリングし問題個所を特定

IT資産の最適化とコスト削減

SysTrackにより、IT資産をどれだけ所有していて、どれくらい使われているのかを把握することで、最適化ができます。例えば、「使われる頻度もユーザーも多いアプリ」「使われる頻度は少ないがユーザーは多いアプリ」「ユーザーは少ないが使われる頻度が多いアプリ」「使われる頻度もユーザー数も少ないアプリ」「実はほとんど使われていないアプリ」などを把握することも簡単に行えます。

アプリケーションの利用状況を監視

 

イベントの相関分析

様々なイベントを関連付けて分析し、その解決策を提示してくれるのもSysTrackの特徴です。また、多くのアプリケーションパフォーマンス管理のツールは、アプリケーションサーバーやネットワークから情報を取ることが多く、SysTrackのように端末がアプリケーションをどう使っているかという仕組みを持っているものは多くありません。端末の利用状況や負荷などを把握することで、IT資産の効率化や利用者のエクスペリエンスを把握に貢献します。

エンドポイントの状況確認とアクション

 

デジタル ワークプレイス プランニング

従来の物理PCの環境を仮想デスクトップに移行したり、既存の仮想デスクトップを新環境へ移行したりなど、デスクトップ環境に大きな変更を加えることがあります。この際、既存の環境がどのように稼働しているのか、その状態がどの程度ユーザーの使用感や生産性を担保していたのかを調べる必要があります。

こうしたデジタル ワークプレイス プランニングの際に、アセスメントを実施することが重要になります。例えば、デスクトップ環境を仮想化環境に移す場合、「仮想化アセスメント」を実施します。移行前のリソース消費状況を把握した上で、移行先のインフラのスペックを設定、さらにモデリングし、最終的に技術分析や推奨移行プラン、エグゼクティブサマリーなどのドキュメントを自動作成し、レポートします。

仮想化アセスメント

 

SysTrackで生産性向上とコスト削減を実現

SysTrackにより、「ユーザーエクスペリエンスの管理」「IT資産の最適化とコスト削減」「イベントの相関分析」「デジタル ワークプレイス プランニング」など、さまざまなことが実現できるようになります。

これらによって企業は、無駄なITリソースの削減、サポート工数の削減といった「コスト削減」と、トラブルを短時間で解決、予防保守によるトラブル削減などによる「生産性の向上」という2つのメリットを享受できます。

リモートワークの普及を中心とした大きな変化が続く中で、SysTrackによるデジタルエクスペリエンス モニタリングは、企業にとって重要な取り組みになるでしょう。

 

 

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